事例紹介

DBJ Europe Limited様
ビジネスの基盤と成長を支える現場視点のシステム EUCアドバイザリーサービス
̶ 柔軟性の高いシステムで、業務の大幅な効率化とリスクヘッジを達成 ̶

DBJ Europe Limited様にインタビューのご協力をいただきました。
DBJ-E様にインタビューのご協力をいただきました。

DBJ Europe様(以下、DBJ-E様)は、国際金融の中心であるロンドンに拠点を構え、欧州・中東・アフリカ地域における投融資・M&A等のサービスの提供を目的に設立された、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)の現地法人です。
DBJ-E様では、金融ニーズの多様化に伴う取り扱い案件の増加により、業務の合理化と管理の複雑化によるヒューマンエラーの懸念の解消が、今後の成長への課題となっていました。
その課題を解決するために採用されたコンシストのEUCアドバイザリーサービスは、DBJ-E様にどのような効果をもたらしたのか、詳しくお話しを伺いました。

ビジネスの速度と事業の成長期の両方に応えられる柔軟なシステム

DBJ-E様 : 現代における金融商品はビジネス展開が速く、常に情勢に合わせた商品の開発が求められています。商品の性質上、大規模なシステム構築は現実的ではないものの、一方で、決して間違う事が許されない業務を行う上で管理体制の強化も必要でした。また、それと同時に当行は、担当地域における事業を先鋭化しながら、裾野を広げていくという成長段階にあり、業務の大幅な効率化も求められ ておりました。それらの懸念を解決できる柔軟性が今回のEUCアドバイザリーサービス採用の大きなポイントです。

1. 管理の一元化がもたらす業務のリスクヘッジ

コンシスト担当者紹介
ITアドバイザリー事業本部システムエンジニア黒澤 朋子
ITアドバイザリー事業本部
システムエンジニア
黒澤 朋子
DBJ-E様 : 融資管理業務は一つの契約の中で、入金、仕訳、支払などの複数の管理を必要とします。また、新しい契約が枝分かれするように発生することも珍しくないため、管理業務は日を追って複雑化していきました。業務が複雑化することで最も懸念されるのは、ヒューマンエラーです。特に利払いの入金手続き等の期日の見落としは絶対に許されず、ひとたび起こすとお客様との信頼関係が大きく損なわれ、深刻なダメージに繋がります。今回開発した融資の案件管理システムにおいては、登録した全期日データをスケジューラーに連動させた事により、期日管理が徹底され、大きなリスクヘッジとなりました。また、これまでは契約ごとにファイルを作成して管理・運営していたため、ファイル作成者に依存する部分もあり、業務フローの安定性に不安がありました。今回のEUCシステムの導入によって、別体系で管理されていた様々な情報が一元管理できるようになり、とても助かりました。

2.業務フローの確立による業務効率改善

DBJ-E様 : EUC システムの導入のもう一つのメリットとして、業務フローの確立化が挙げられます。EUCの開発にあたって業務の棚卸しを実施した結果、改めて業務の流れが整理されたため、業務が飛躍的に、効率よく行えるようになり、発展の後押しになりました。

3.データの有効活用による業務の精度上昇

DBJ-E様 : 開発開始時には想定していませんでしたが、システムを構築する中でご相談をするうちに、 融資管理に使用するデータを会計・財務データへ連携させ活用する可能性に気付き、柔軟に対応して頂きました。それによって、融資管理データと会計・財務の情報が繋がり、色々なレポートとして出力できるようになり、管理業務も一段と精度が高くなったことを実感しています。
融資案件管理システムの構築

コンシストポイント

EUCアドバイザリーサービスのシステム構築において最も大切なのは、実務に寄り添ったシステムであることです。故に、開発プロセスにおいて、実際にシステムを使う現場の方のご意見を聞き、修正→反映の工程を何度も繰り返し、一緒に試行錯誤しながら開発しています。また、システムで使用するインターフェースはMicrosoft Excelなので、多くの方が抵抗なく使用することができます。

*EUCシステム
End User Computingシステムの略称であり、業務に精通したエンドユーザーが自ら開発・運用するシステム・ツール群を総称していう。
一定規模以上の企業などでは情報システムの構築や運用は専任の情報システム部門や人員、外部の専門事業者が行うことが多いが、EUCでは業務に精通している業務部門のシステムサービス利用者が直接的・主体的に業務に必要なアプリケーションを自ら開発・運用を行うため、直接的に経営や業務に役立てることが可能である。

ご担当者様の声

「機能面・運用面での改良検討を含め、より一層のサポートを期待」

今回、9時間(サマータイム導入時は8時間)ある日本との時差が心配でしたが、コンシストの細かい配慮が不安やコミュニケーションの壁を取り除いてくれました。また、ロンドンと日本という距離もあり、実施はTV会議やメールや電話でのやりとりとなりましたが、離れていることへの弊害もありませんでした。
厳格が重要視される金融業界ですが、日本とヨーロッパではその性質が若干異なります。ヨーロッパでは、後で訂正を受け付けるなど、実務に即した融資業務を行っている為、システムにも柔軟さが求められます。
そういった意味でもコンシストのEUCシステムは私たちのシステムとして最適でした。
コンシストとは日本のDBJ本店在籍時に関わったことがあり、最初から気心の知れた付き合いができましたし、同じDBJグループなので、グループとしてのシナジー効果もあり、お願いしてよかったと思っています。
今後も機能面・運用面での改良検討を含め、より一層のサポートを期待しています。

DBJ Europe Limited 融資管理担当者様

DBJ Europe Limited

日本政策投資銀行(DBJ)と協力し、欧州を中心とする担当地域(欧州・中東・中東・アフリカ・CIS諸国)の企業及びプロジェクトに関連する投資・融資のサポートサービスと、M&A等のファイナンス案件に関連するアドバイザリーサービスを提供。特に重点的に取り組んでいる分野は、エネルギー、運輸・交通、インフラ等。

開業2009年11月
本社Level 20, 125 Old Broad Street, London EC2N 1AR, United Kingdom